このページはこのような方に向けて書きました。
「一度辞めた会社に再就職したい」
「再就職した後にどんな扱いをされるか気になる」
「再就職した際の給料面が気になる」
1・まず結論、出戻りは可能!
結論、出戻りは可能です。
私自身、高校を卒業して4年務めた後に自己都合で一度退職、
1年後に出戻りをした経験があります。
そして現在は再就職から4年が経とうとしています。
出戻りが出来るか否かは本人の意思と会社の都合次第!
これから当時の経緯とメリット、デメリットを書いていこうと思います。
2・出戻りを成功させるには一度辞めた時の理由も重要!
当然の話になりますが、再就職を成功させるには
一度辞めた時の退職理由も少なからずかかわってきます。
辞める前の仕事態度が最悪、上司の指示を全然聞かないでは
もう一度一緒に仕事をする気にはならないですよね。
一度目の退職理由が給料面、他にしたい仕事が見つかったなどの少なくとも無難な退職理由であれば
問題はないでしょう。
私の場合は、自動車メーカーに勤めていましたが、車より家(インテリア)の仕事に
就きたかったので退職したという、無難な退職理由でした。(笑)
3・出戻りのメリット
出戻りをしたはいいけど前より待遇が悪い、あたりがキツイでは出戻る意味がないですよね。
大丈夫です。出戻りにもメリットはありますので一つずつ説明していきます。
①会社側は仕事を知らない人より、知っている人を採用したい
つまり、即戦力になれるということです。
会社側が人を雇うことはコストです。もちろん最低限の再教育は必要になるかもしれませんが
それでも、一から始める方よりは内容を知っている人に仕事をしてもらうほうが
教育時間も減りますし、安心して仕事を任せることができます。
②他企業に勤めた経験を活かせる
他の企業で経験した価値観、経験値を新たに身に着けて仕事が出来ます。
私自身、この経験が大きく役立っています。
辞める前も、出戻った後も、自動者メーカーの品質管理で働いている私ですが、
辞める前は、ちょっとしたコミュ障で特に電話対応が本当に苦手で
いつもしどろもどろな受け答えしか出来ませんでした。
(これを読まれている方にも電話対応が苦手な人はきっといるはず・・・)
家のリノベーションメーカーに転職して待っていたのは
大工仕事に、インテリアコーディネーターの雑用、上下水道・外壁塗装の営業、見積もり業務・・・
お客様と関わる仕事や、対面・電話での営業対応でたたき上げられた経験があります。
出戻ってからは苦手としていた電話対応に苦手意識はなく自然と克服していました。
一度辞めなければ克服できず今でもしどろもどろな対応しかできていなかったかもしれません。
③モチベーションが高い状態で仕事が出来る。
これは個人的な見解かもしれませんが、
私の場合、出戻りをする以上、腰を据えて上を目指したいという気持ちで再就職しました。
再就職したはいいけど、やる気はなく、ただ時間が流れていくだけの仕事の仕方では再就職の
意味がないと思っています。
この記事を読んで再就職を考えている方はどちらかというと私のように
再就職するからには前以上にしっかり働きたいと考えているはず。
一度辞めなければ築くことのできないモチベーションも再就職をする際の武器になります。
3・出戻りのデメリット
ここが一番気になるところかもしれませんね。
私が経験した再就職のデメリットは以下になります。
①出戻りした●●さん、で名前が浸透する
私の場合は、この雰囲気が解消されるのに2年近くかかったのを覚えています。
他県の工場や、海外の拠点も多く、電話をするたび、対面で会うたびに
「なんでまた戻ってきたん?」「今度はいつ辞める?」と冗談半分で聞かれ続けました。
これは出戻りをした人が必ず通る道、割り切っていくしかありません。
以上!少なっ!!
というくらいデメリットはそこまでないのかもしれません。
出戻りの場合、仕事内容は分かる、人間関係もわかる、福利厚生もわかる、
と悪いところはそこまでない気がします。
4・給料面について
これは本人や会社の規模、戻る理由によっても差があるかもしれません。
実際、私以外の出戻り経験者の様子を確認してみると、辞める前より給料が下がったという人は
一定数いるみたいです。
私の場合は、給料は辞める前より5000円ほどupしています。
というもの、辞めた当時から1年後に再就職しているので、何もなく1年継続して働いていたら
年次昇給でこの額になります。という形の+5000円です。つまり変わらないですね。
その後の4年間は昇進などで一定額上がりましたが、
それ以外の年次昇給は周り計算方法と同等のようです。
ただ、一度辞めなければモチベーションは下がったままで、昇進なども出来ていなかったと考えると
再就職をしたことで、給料は上がったと考えてもいいかもしれません。
もちろん責任も上がりますが・・・(笑)
再就職の際、給料面で話ができるのであれば一度その場で勇気を出して商談してみるのも
いいかもしれません。何か変わるかも・・・
まとめ
冒頭で説明したように出戻りは可能です。
また、出戻ることにより起こるデメリットよりもメリットのほうが大きいです。
ただし、出戻るからにはなんとなく出戻るという覚悟では
再就職しても結局また辞めてしまうという同じ結論になってしまう可能性が非常に高いです。
そうならないためにも、出戻ったからには上を目指す気持ちが非常に重要です。
この記事を見た人は出戻りを検討している方だと思います。
あなたのその意思がいい結果に結ばれることを祈っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。